あんしん建物相談室“ミーナ葵”スタッフブログ

毎週土曜日は、あんしん建物相談室“ミーナ葵”が所蔵する書籍をご紹介します。

私事ですが先日、横向きに生えていた親知らずを抜きました。

４日経っても鈍痛が治まらないので歯医者さんに行ったところ、
「かさぶたが取れてるよ。食べちゃったでしょ」と言われました。

食いしん坊ですね　　（違うだろ！！）


さて、そんな出来事から、今回の紹介書籍は超マニアックに・・・

「図解　事務所・店舗・施設等設計基準マニュアル」

新日本法規　発行

住宅以外の建物（学校、ホテル、ショッピングセンター、駐車場など）を設計するときの
法律上の基準がギッチリと書かれており、実務者が使用するバリバリの専門書です。

ハッキリ言って面白くはない。

でもこの本の中に「病院・診療所の設計基準」があるんだな

どれどれ・・・？

・医療施設は、病院　診療所　助産所　に分けられる（By　医療法）
・病院は、建築可能な地域が決まっている（By　建築基準法）
・病室の採光は居室の床面積の１／７以上（By　建築基準法）
・階段１段の高さは２０センチ以下（By　医療法施行規則）
・高齢者や妊婦などが動きやすいよう、
　出入り口などに構造・配置の整備義務がある（By　バリアフリー法）

む、むずかしい！！

とにかく、この基準通りに設計すれば病院ができる。

・・・のは間違いないのですが、患者さんがより利用しやすい尺度やレイアウト、設備
といった工夫のポイントは、
「建築計画」というジャンルの書籍に詳しく載っているそうです。

ちょっと見てみたいな。


それにしても、ああ。

痛みのあまり書籍選定にまで影響が出てしまったではないか。

早く良くなあれ